「よく見て考えて動く」
学生時代のサッカー部の監督からよく言われていたことだ。
視野を広く様々な情報を入手して最善の動きをすべし、ということだ。
相手のフォーメーションはどうなっていて何処にスペースが生まれてどこを攻めるのか?
相手選手の特徴はどのようなものか?
はたまた味方のコンディションの良し悪しなど、よく見て考えて、ゴールを奪うため・守るために自分はどのように動くべきかを決める事が大事ということだ。
このように行動できればチームを勝利に導く動きができるというわけだ。
これは仕事にも活用出来る良い行動指針だ。
しかし、仕事になると日々の雑務に忙殺されて「よく見て考えて」の部分が抜け落ちてしまうことがよくある。
仕事こそ目指すゴールに向けてよく見て考えて戦略を立て動く必要がある。
よく見るとは、視野を広く情報をとり、そして詳細も把握し課題の真因を特定するためによく見ることだ。
よく考えるとは、思考停止で仕事に取り掛かる前に、この課題を解決するとどのような効果を得られるのか、それは本質的な効果なのか、取り組むべき事なのか、どうやったら戦わずしてゴールにたどり着けるのかなどを考える。
私は、考えが浅いまま動いてしまいがちなので、戒めの言葉として常に心に留めておきたい。
一方で、考えるばかりで行動しなければ何も始まらないので、どこかで判断して動かなければならないことは言うまでもない。
思考して試行する事を、ブラッシュアップしながら繰り返すだけだ。「思考」して「試行」してブラッシュアップして「思考」して「試行」する。このサイクルを何回転も回して行くのみだ。
アクションプラン:仕事はまずGOALまでの道筋を立ててから動く
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